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アトピーでステロイド薬に頼りたくないとき役立つ4つの習慣

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「ステロイド薬」は、アトピーの治療で使われることが多い薬です。しかしたとえアトピーであっても、ステロイド薬に頼りたくないと思っている人もいます。

ステロイド薬はアトピーを根本的に治す薬ではありません。あくまでも炎症やかゆみを抑える薬です。

そのため薬で症状が治まっても、その間にアトピーの原因を無くしていきながら、皮膚が再生する力を高めていかなければ、いつかは症状がぶり返し悪化する場合があります。

ステロイド薬を使わないで、アトピーを無くしていくことは可能です。

私は手を洗うことができなかったほどの強いアトピー症状でした。しかし生活習慣を大きく見直したことで、薬を使わずにアトピーを治すことができました。

ステロイド薬に頼らずにアトピーの症状を改善していくには、人が生まれながらにして持っている「自然治癒力(体が自然に治ろうとする力)」を高めて、皮膚が回復しやすい体質になることが大切です。

ここでは「ステロイドとアトピーの関係」について解説したあと、「ステロイド薬に頼りたくないとき役立つ4つの習慣」について紹介します。

Contents

ステロイドのはたらき

ステロイド薬は炎症を抑える薬で、アトピーを根本的に治す薬ではありません。
そのためステロイド薬はアトピー以外にも、リウマチ、ぜんそく、アレルギー鼻炎など、さまざまな病気の治療に使われています。

またステロイドには炎症を抑えるだけではなく「アレルギーを抑える」、「体を病原菌やウィルスなどから守る免疫機能を調整する」など、人が生きていく上で欠かせない重要な働きもあります。

ところでもともと人には炎症やアレルギーが生じたとき、体内でステロイドが作られ、症状を抑える物質が備わっています。

それは体内で作られる「ホルモン」という物質です。

ホルモンは内臓の機能や体の働きを調節してくれる物質で、ステロイドは「副腎(ふくじん)」で作られることから別名「副腎皮質(ふくじんひしつ)ホルモン」と呼ばれています。

「ステロイド薬」はこの働きを化学的に合成したもので、特に「炎症を抑える」、「免疫機能を抑える」という2つが強く作用することに大きな特徴があります。

アトピーの人がステロイド薬を使いたがらない理由

アトピーは皮膚が炎症を起こしている状態です。そのため炎症を抑えるために、多くの医師がステロイド薬をアトピー治療に使っています。

実際にステロイド薬を使うと、かゆみや湿疹は治まります。しかしそれにも関わらず、アトピー症状を持つ多くの人は「ステロイド薬を使いたくない」と思っています。

その理由には「副作用の不安」や、薬を止めたあと急激に悪化するかもしれないといった「リバウンドへの不安」など、ステロイド治療への怖れや不安があります。

実際ステロイド薬には、さまざまな副作用があります。
たとえば「皮膚が薄くなったり血管が弱くなったりして、あざができやすくなる」「毛が伸びて濃くなる」「ニキビが出たり悪化したりする」「皮膚炎になる」などです。

副作用が起こる理由には、前述した「炎症を強く抑える作用」と、「免疫の働きを抑える作用」といったステロイド薬の特徴が関係しています。

たとえば「炎症を抑える作用」は、すでに炎症を起こしている症状にとって有効です。しかし、もう一方の「免疫の働きを抑える作用」について言えば、症状によっては好ましくありません。

免疫には体を病原菌やウィルスなどから守る働きがあります。そのため、免疫の働きが抑えられてしまうと、たとえば皮膚や体を守る力が弱くなることにつながります。

アトピー治療に使われるステロイド薬では、こうした副作用が起こる心配はないと言われています。

しかし前述したようにステロイド薬は、アトピーの治療薬として開発されたものではありません。つまりステロイド薬は、アトピーを根本的に治す治療薬ではないのです。

リバウンド

薬を止めたとき、症状が再発したり前より悪くなったりすることをリバウンドといいます。

ステロイドは前述したように、もともとは体内で作られる副腎皮質ホルモンです。そのためステロイド薬を大量に使ったり、長く使い続けたりすると、副腎はホルモンを作らなくなります。

ホルモンは体内に多すぎても少なすぎても病気になります。そのためステロイドが作られる量は、脳によってコントロールされています。外からステロイドが入ってくると、副腎は副腎皮質ホルモンを作る量を調整するために、働かなくなります。

このような状態のとき、急にステロイド薬を止めてしまうのは危険です。ステロイド薬を止めたからといって、副腎がホルモンを作る働きはすぐに回復するわけではありません。そして副腎皮質ホルモンが、体内で足りなくなる恐れが出てくるからです。

副腎皮質ホルモンが欠乏すると皮膚の炎症を抑えることが難しくなり、アトピーの症状は悪化します。これがリバウンドにつながります。

こうした副作用やリバウンドは、ステロイド薬を使うすべての人に起きるわけではありません。

しかし、副作用があるにもかかわらず効果を優先して使われているのが、ステロイド薬を使ったアトピー治療の現状です。医師によっては「できるだけ効果を上げながら、副作用を最小限度に抑えることが重要」と述べることもあります。

ステロイド薬に頼らないおすすめの習慣

ステロイド薬に頼らずアトピーを改善に導くためには、「食生活の見直し」「定期的な運動」「適切な水分補給」「十分な睡眠」を実践し「自然治癒力を高めて、アトピーが回復しやすい体質にする」ことがおすすめです。

実際に私は上の4つを実行して、アトピーが回復しました。これらについて詳しく説明します。

食生活の見直し

食生活で心がけることは、主に2つあります。

1つめは「体に不要なもの・有害なもの」を避けることです。ことです。これらは臓器の働きに負担をかけ、アトピーの回復を妨げます。

たとえば体に不要なものとして「食品添加物」があります。

食品添加物は安全性が認められていたとしても、体にとって不要なものです。

インスタント食品、加工食品、市販のお弁当やお惣菜、ファストフードなどは、特に食品添加物が使われやすい食品です。できるだけ避けましょう。

また「糖分が多く含まれている食べものや飲みもの」も控えた方が良い食品です。糖分を分解するときに、皮膚の成長や健康に役立つ「ビタミンB群」が体内で大量に消費されてしまい、皮膚の回復を妨げます。

ほかにも「質の悪い油」はアトピーの原因となります。質の悪い油とはマーガリン、ショートニングに代表される「トランス脂肪酸」、コーン油、サラダ油など「リノール酸」が含まれた油です。

飲食店の料理やお惣菜の揚げもの、ドーナツやケーキなどのスイーツには、これらの油が多く使われています。これらはつい気軽に食べてしまいがちな食品ですが、できるだけ控えることをおすすめします。

2つめに心がけるべきことは、「新鮮な野菜、果物、豆類、海藻類、小魚類」を積極的にとることです。これには、自然治癒力を高める効果が期待できます。

特に野菜や果物には、ビタミンCが豊富に含まれています。ビタミンCには副腎の働きをサポートする働きがあります。積極的にとりましょう。

このとき注意したいのは、特定の種類だけをとり過ぎないことです。

たとえ健康に良いとされる食べものでも、トマトだけを大量に食べ続けたり、1日に何回も食べたりすると、逆にアレルギー反応を起こす原因になる可能性があります。あくまでもバランス良く食べることが大切です。

定期的な運動

運動はアトピー改善に役立ちます。その理由は2つあります。

1つは「運動によって、血液やリンパ(老廃物を排出する体液)の流れが良くなり、体内の不要物が排出されやすくなること」です。

そもそもアトピーは、体にとって有害なものを強く外へ出そうとする働きです。つまり、体を危険から守るための自然な反応です。そのため「アトピー症状が出るのは、体内に不要なものがたくさん溜まっている証拠」といえます。

運動を続けると体は不要物を排出しやすい体質に変わり、皮膚が回復しやすくなります。

理由の2つめは、「運動すると汗をかきやすい体質になり、体内の不要なものが排出されやすくなる」ということです。

汗には「保湿力」や「抗菌力(菌が増えることを抑える力)」を高める作用があります。汗には皮膚の乾燥を防ぐ働きや、「ペプチド」と呼ばれる汗の成分によって病原菌の侵入を抑える力があるからです。

ところがアトピーの人は、汗をかきにくい体質になっていることが多いです。そのため、人に本来備わっている、天然の保湿力や抗菌力が弱まっています。それに加えて体内に熱がこもり、アトピーのかゆみや湿疹につながりやすくなっているのです。

汗をかくと一時的にかゆみが増すため、「運動によって汗をかきたくない」と思うかもしれません。しかし運動を続けると、「汗をかきやすい体質」に変わります。すると汗をかく機能や体温の調節が整い、体内に熱がこもりにくくなります。その結果、かゆみや湿疹が治まっていきます。

運動の種類はウォーキング、軽いジョギング、ストレッチ、ヨガなど、軽いものがおすすめです。疲れがたまるようなハードな運動は、むしろアトピーの改善を妨げるので控えましょう。

適切な水分補給

水を飲むことは、皮膚の健康を保つために役立ちます。適切な水分補給は、体から不要なものを排出する力を高めてくれるためです。

また、水を飲むことで酸素や栄養素が体内に行き渡ると、細胞が新しく生まれ変わる「新陳代謝」が高まります。そして皮膚が再生しやすくなります。

日頃から水分補給を心がけましょう。

十分な睡眠

睡眠は皮膚を健康にする2つのホルモンである「副腎皮質ホルモン」や「成長ホルモン」と深く関わっています。

睡眠を十分にとらないと、前述した副腎が働きにくくなります。そしてステロイド(副腎皮質ホルモン)の分泌が少なくなってしまいます。そのため十分に睡眠をとらないと、皮膚のかゆみや炎症につながってしまうのです。

一方、成長ホルモンには「細胞の修復や再生」「肌を若返らせる」など、皮膚を健康にする上で大切な働きがあります。

成長ホルモンは、睡眠中に作られます。そのため睡眠不足になると、体内で分泌される成長ホルモンが少なくなり、皮膚の再生が行われにくくなります。

アトピーのかゆみが強いときは、十分に眠れないことがあります。ただ、たとえば「日中に軽い運動を行う」「アルコールやコーヒーを避ける」「インターネットを見過ぎない」などを意識して、できるだけ質の良い睡眠をとる工夫をしましょう。

まとめ

ここでは「ステロイドとアトピーの関係」と「ステロイド薬に頼りたくないとき役立つ4つの習慣」について紹介してきました。

ステロイド薬はかゆみや炎症を抑える作用があるものの、アトピーの根本的な治療薬ではありません。

そして、もともと人にはかゆみや炎症を抑えたり、皮膚を再生させたりする自然治癒力が備わっています。

そこで、ステロイド薬を使わずアトピーを改善に導くには、上で紹介したように「食生活の見直し」「定期的な運動」「適切な水分補給」「十分な睡眠」をしっかりと行うことが大切です。

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