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アトピーには「水を適度に飲むこと」と「余分な水を出すこと」が大切

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アトピーの症状を改善させるために、水を飲んだほうが良いのか、控えたほうが良いのか迷うことがあると思います。

皮膚を健康に保つために、水を飲むことは大切です。水には栄養素を運んだり不要な物を排出させたりするなど、皮膚の修復や再生に欠かせない重要な働きがあるからです。

しかし、ただ水をたくさん飲むことはおすすめできません。水を飲みすぎると余分な水分が体内にたまってしまい、アトピーの症状が悪化しやすくなるからです。

水を飲むことで皮膚を健康に保つためには、飲んだ水が体内で循環して、きちんと排出される必要があるのです。

ここでは「皮膚に関わる水の働き」について解説したあと、「アトピー症状がある場合に水分補給をするときのポイント」について紹介します。

Contents

  • 1 皮膚に関わる水の働き
    • 1.1 1. 酸素や栄養素を運ぶ
    • 1.2 2. 不要物を排出する
    • 1.3 3. 汗をかきやすくする
  • 2 水分補給のポイントは「汗をかくようにすること」
    • 2.1 水の飲み方
      • 2.1.1 飲む量
      • 2.1.2 飲むタイミング
      • 2.1.3 余分な水を体から出す
  • 3 まとめ

皮膚に関わる水の働き

水は体内でさまざまな働きをします。その中で、皮膚を健康に保つことに関わる働きを3つ紹介します。

1. 酸素や栄養素を運ぶ

酸素や栄養素は血液によって運ばれています。血液は体中をめぐりながら、酸素や栄養素を体のさまざまな部位へ運んでいます。血液の80%は水分でできています。

酸素や栄養素が体内に行きわたることによって細胞が新しいものに生まれ変わり(新陳代謝)、皮膚は古いものから新しいものに入れ替わっています。

このとき血液中で酸素や栄養素がスムーズに運ばれるためには、水分補給が欠かせません。なぜなら血液中の水分が不足すると血液の粘りが強まり、流れが悪くなるからです。

血液の流れが悪くなると体内で新陳代謝が行われにくくなり、皮膚が再生されにくくなります。血液の流れを良くして酸素や栄養素を運ぶために、水は重要な役割をもっています。

2. 不要物を排出する

水は体内で不要物が排出されるのをうながす働きがあります。体内の不要物は「血液」と「リンパ液」という液体に入り込むことで、体外に排出されます。

たとえば血液中の不要物は腎臓(じんぞう)に運ばれ、そこできれいな血液と不要物に分けられます。不要物が取り除かれた血液は体内に残り、不要物は尿として体の外へ排出されます。

一方リンパ液は、細菌やウィルスなどの有害物質があると、それを破壊して体の外へ出す働きがあります。また、リンパ液には「体内を循環しながら老廃物やウィルスなどを回収して、それらを尿として排出させる働き」もあります。

血液もリンパも、水分が不足すると流れが悪くなり、不要物が排出されにくくなります。不要物の排出は、皮膚を健康に保つためにとても大切です。そのため血液やリンパの働きが低くならないように水分補給をすることが大切です。

3. 汗をかきやすくする

汗をかくのは皮膚にとって良いことです。たとえば汗をかくと、汗に含まれている天然の保湿成分によって「保湿力(皮膚の内部に水分を保つ力)」が高まります。

また汗には細菌などから皮膚を守ってくれる成分も含まれています。汗をかくことで「抗菌力(菌が増えることを抑える力)」も高まります。

ところがアトピーの人は汗をかく体の機能(汗腺:かんせん)が弱くなり、汗が出にくい体質になっています。医師の研究によれば「アトピーの人は汗をかく量が少ない」「汗をかかないと、アトピーを悪化させてしまう」ことがわかっています。

つまりアトピーの人は汗をかきにくいため、皮膚の保湿力や抗菌力が弱まり、症状が改善されにくくなっているのです。そのため、日ごろから汗をかくようにすることで、アトピー症状の改善につながります。

水分補給のポイントは「汗をかくようにすること」

アトピーの人は汗をかきにくいため、水を「飲む量」や「飲むタイミング」を工夫して、きちんと汗をかくように水分補給をすることがとても大切です。

実際に私はアトピーだったとき、水を飲む習慣はありませんでした。そして夏でもあまり汗をかきませんでした。当時はそれがアトピーの悪化につながることとは思っておらず、むしろ「暑くても汗をかかないのは楽」と思っていたことがありました。

しかしアトピーの症状は、ずっと変わらないままでした。私は「水を飲んでいないことが原因なのかもしれない」と思って生活習慣の改善に取り組み、こまめに水を飲むようにしました。すると汗が出やすい体質に変わり、アトピーが改善されました。

ここからは「アトピー症状がある場合に適した水の飲み方」について紹介します。

水の飲み方

飲む量

厚生労働省によれば、人は普通に生活していても、体内から1日に約2.5リットルの水が失われています。失われた量の水分を補うためには、食事以外で1日約1.2リットルの水を飲む必要があります。

体から出ていく水分量は、一年中ほとんど変わりません。そのため夏はもちろん、冬でも1日に約1.2リットルの水分補給をする必要があります。

水は必ず数回に分けて飲みましょう。一度にたくさんの水を飲むと、腎臓に負担をかけてしまいます。1回に飲む量は、コップ1杯くらい(150~200ml)が目安です。

飲むタイミング

水を飲むタイミングとして「のどが渇いたとき」には必ず水を飲むようにします。

また体の水分が不足した状態になりやすい「朝起きたとき」「入浴後」「運動しているとき」は、意識して飲むことがおすすめです。また睡眠中の水分不足を防ぐために「寝る前」も水を飲むと良いです。

余分な水を体から出す

前述のように、アトピー体質の場合は汗をかきにくいため、体を温めて汗をかきやすくなるようにすると良いです。そのためにおすすめの方法を紹介します。

  • 運動をして汗をかきやすくする(ジョギング、ストレッチ、ウォーキング、散歩など)
  • 入浴する(シャワーで済ませず、湯船に入るほうが良い。お湯の温度は38度~40度くらいで最低でも10分以上入り、じっくり温まるようにする)
  • 腹巻をする(体を温めて冷えを防ぐ。体が冷えると汗をかきにくくなる)
  • 体を温める食事を心がける(ショウガ、ニンニク、豆腐・豆類などを積極的に取り入れる)

これらの方法を継続することによって、体は汗をかきやすい体質へと変わり、アトピー症状を改善する助けとなります。

まとめ

ここでは「皮膚の健康に関わる水の働き」と「アトピーに効果的な水分補給のポイント」について紹介しました。

水は皮膚を健康に保つために「酸素や栄養素を運ぶ」「不要物を排出する」「汗をかきやすくする」という3つの働きをします。

しかし水をたくさん飲むだけでは体に水がたまってしまい、アトピーを悪化させてしまう恐れがあります。それを防ぐためには、体から余分な水分を排出することが必要です。上で紹介した運動や入浴、食事に気をつけることで、汗をかきやすくすることができます。

適度に水を飲むことで汗をかきやすくして、水をアトピーの改善に活かしましょう。

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